桜で思い出す出来事
いつの間にか桜吹雪・・

というのが わたしの桜で思いだすことかな。

子供のころは 桜を愛でるという感覚はあまりなく 桜が満開になると 母にてを引かれて ちょっと離れた大きな公園に連れて行かれ 風に舞い散る桜の花びらを見上げていた記憶がよみがえります。

学生自体は 本当に花見なんかしなかったなぁ・・

花見するより 友達と遊ぶほうが楽しくて そんな時 桜といって思い出すのは 小さな子供のわたしの視線で見上げる青空の中の桜吹雪・・

 

決して 桜自体を見ていなかったわけじゃないのに 桜を思い出すとわたしの中じゃ 青空の中に満開に咲く桜と風に舞い散る桜吹雪なの。

社会人になって 会社の行事で花見をしたりするから 学生のときより桜をちゃんと見る機会はあったんだけど そんな花見じゃ 桜を見るより 飲んだり 食べたり お酌したり・・そんな忙しさの中 下の方(お料理・お酒)ばかり見ていた記憶になるの。

4月の新年度の忙しさの中 ちょっと疲れてため息をつくと もう終わりかけている近所の公園の桜の花びらが風に乗って待っているのが見えて(うちの近所には小さいけど 桜が咲く公園があったの)

そこで はじめて 桜のことを思い出すような・・

 

なんだか わたしの中じゃ 桜って キレイで好きな花(木?)なんだけど どこか寂しさを持ったもの・・というの印象になっちゃっているのよね><

 

日本人は桜が大好きっていうけど 確かに花見ににぎわっている人はたくさんいるけど その中で本当に桜をちゃんと愛でている人ってどれだけいるのかな・・って 自分を含めていつも思っている。

前にTVで外国(アメリカだっけ?)で 夜桜のツアーが人気があるっていうニュースを見たことあるんだけど お酒を飲むわけでも お弁当を食べるわけでもなく ただ純粋に桜を愛でていた異国の人たちの姿に なんだか 日本人は何かを忘れているんじゃないのかな・・って思ったのよ。><

 

そんな中でわたしの大事な桜の写真・・・まだ生まれたばかりの娘を連れて 夫が精一杯娘を持ち上げ 桜の花と一緒にとった娘の写真。

 

夫に持ち上げられた娘と桜を見るカメラの写真は 小さいころに母に連れられて見上げた桜吹雪と一緒の目線で・・

キレイで 切なく どこか寂しい・・わたしの桜への思いそのままの写真なのでした。